vol.5店舗
通常、インターネット上の店舗と言えば、ホームページの事です。デザインは大きな要素ですが、この場合のデザインとは格好良さと決して同義ではありません。良いデザインとは誤解を恐れずに言えば、情報の区画整理です。最大の優先事項は分かりやすさです。如何に情報を区画整理し、如何に分かりやすく伝えるかにあります。見た目の良さは否定しません。これも大きな要素です。見た目は関係ないのだ…という方もおられますが、これは間違いです。これは見た目と品質が連動しない場合に限ります。品質が一定で買う人が製品やサービスを良く知っている、或いは価格戦略の時は、見た目よりも価格がテーマになるからに他なりません。例えば、どんなに汚いチラシであろうが、綺麗なDMであろうが、メーカー品のクルマやテレビの品質には関係がない事と同じです。通常は見た目はやはり大きな要素になります。
ホームページは絶対に自分で作らない
予算に余裕がある場合は専門業者に頼んだ方が間違いがありません。しかし、売れる売れないを大きく左右する問題ですので、頼むとしても作成だけに止め、店舗の構成は徹底して自分で考える必要があります。もし、自ら喫茶店やブティックを経営してお店を出すとしても、どんな店にするかまで業者におまかせという事は決してありません。こだわりがあり、こんなテーブルをおきたい、こんな色の壁にしたい、こんな照明を置きたいなど、希望があってしかるべきです。それが全くないのに店を出店するなどあり得ません。インターネットだからと言って業者にまかせっきりは売上げ放棄と同じです。
逆に自分で道具をもって、店を建築することもあり得ません。カンタンに出来そうなので勘違いする事が多いですが、見た目のデザインはプロに任せた方が無難です。ただ、実際の店を建築する場合と違い、インターネットでは良いホームページを売れる法則にしたがってデザイン出来る業者は本当に少ないと思った方が間違いがありません。だから、その分は自分で勉強と工夫をして良い発注が出来るだけの知識は習得する必要があります。売れるページの法則と構築方法だけを勉強し、実際の見た目の良さはプロに任せる。この方が自然です。余程予算がない場合以外、間違っても自分で画像の加工方法などを研究しないようにして下さい。時間の無駄です。仮にホームページを作成する知識があってもデザインのプロではないからです。
ネットショップ経営者のあり方
あなたのするべきは商品が売れるようにする事であって、ホームページの作り方の技術を習得したりWebデザインを学ぶ事ではないからです。この点を勘違いする方が多いので敢えて書かせて頂きました。人によってはホームページだけは自分で作るべきだと力説する方もいるようですが、とんでもない間違いです。確かに自分で作ればコストは安くつきます。それが出来るに越した事はありません。ただ出来もしないのに無理して勉強すると、時間という見えないもっと大きなコストを支払う事になります。我々50代を超えたものにとって、時間は少ないとは言いませんが、決してあり余っているとはいえません。アメリカや中国に販路を求める時にあなたが、まず英語や中国語を一から学ぶでしょうか?通訳を付けるか、語学に堪能な人を雇うに違いありません。それと同じです。ミイラ取りがミイラにならないように、今自分のするべき事を見据えて、有効な部分に有効な労力を使う事をキモに命じましょう。
移転のリスクを考える
ホームページが店舗だとすると、サーバーは土地だと言えるかもしれません。レンタルサーバーを借りるのは、用地取得とほぼ同じです。さらにドメインを取得するのは、巷間よく言われる雑居ビルの中に店舗を構えるのか、自社ビル店舗にするのかの違いと思えば間違いありません。手軽なところでは各種プロパイダの提供するスペースがあります。大抵無料か、非常に安価な価格設定になっています。独自にドメインを取得しても、間借りしても検索エンジン的には変わりはありません。但し、来訪する顧客にとっては信頼感の点で問題があるかもしれません。さらに気をつけるべき点として、一旦定着すると引越に苦労する事が挙げられます。今ではいちいちURLを覚えて打ち込む人は希です。さっさとブックマークをつけるか、その度に検索エンジンで検索するかのどちらかです。引っ越しすると検索エンジンで受けた評価は皆無となります。全て一から仕切り直しとなる覚悟が必要になります。これは、折角お客に覚えてもらった、店へたどり着く目印がなくなる事と似ています。○○交差点角にあった筈の店がなくなれば、人の脳裏から店の存在そのものが消滅してしまうからです。
サーバー移転の補足
初心者講座には、少し専門的になりますが、.htacsess(ドットエイチティーアクセス)というファイルを置くことができれば引越移転に際して上記のような現象を回避する事は可能ですが、普通はその権限をくれないので注意が必要です。もし.htacsessを設置できるサーバーならば移転に際しては大きな問題が発生しません。(注意)独自ドメインをレンタルサーバーを借りる時サーバー業者に委託して取得する場合、ドメインが人質となってカンタンに移転できない場合が生じます。この場合これを回避するにはドメインはドメイン業者で管理し、サーバーはサーバーで別にする事を強くおすすめします。こうすればドメイン業者でドメインのdnsを設定すればカンタンに移転が可能になります。これは借りたのは良いがよく停止する。サポートが悪い、回線が細いなどの問題点が生じた場合に、さっさと次のレンタルサーバーを借りて移転できる有効な手段となります。
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