a01-定番・虎のご挨拶
毎年同じパターンでいい加減変えたらどない?と言われそうな図柄である。それでも一応手を抜いていそうで、それなりに工夫して違うように見せている。今年は出来るだけ図柄はシンプルにしたいと思っている。余計な文字やイラストの部品は排して、表情に含みを持たせたいからだ。見る人によって取り方が変わる。その方が後で文字を入れてどういう風にもアレンジが効く。
さて、虎の虎たる所以はあのふてぶてしさにある。全身から醸し出すあの畏怖感、緊張感のかたまりのような表情。そんな虎に笑顔のにこやかな媚びた態度はどう考えても似合わない。デザイン的には丸で統一しているので、当然口も丸にした方が統一感はある。しかし、笑顔の虎も悪くはないが、俺はイヤだ。孤高を保つイメージに虎ほど相応しい動物はいない。仕事だから、笑顔でないといけない等とほざく奴は誰だ。俺は俺だ!という主張を込めて、ここはキリリと口を真一文字にした。個人的な趣味だろうって?そうかもしれない。しかし、ビジネスだって媚びた態度は軽蔑される。例え仕事を貰う立場であっても、買っていただく立場であったとしても、誰もが常に対等でありたい筈だ。
皆が皆、同じ方向を向いているのは俯瞰すると、あまり気持ちの良い光景とはいえない。逆に反対方向を向いている方が目立つ。天の邪鬼と呼ばれる事はビジネスにおいては最大級のほめ言葉だ。人と違う主張を持っている事は武器である。それこそが虎の最大の魅力ではないだろうか。…とは言ってもこのご時世である。俺は俺だとばかり主張して仕事を失っては元も子もないと考える人だって少なくないだろう。だけど、それでも尊敬されて最後に生き残るのは、自らのポリシーを持っている者だと信じたい。
この年賀状はよろしくお願いしますでも(お仕事ください…や、当店の商品を買ってね…)には当然似合わない。そう思うでしょ?同じよろしくお願いしますであっても(互いに厳しいご時世ではあるが、共に堪え忍んで共に生き延びようではないか…もし己だけ生き延びよう等という魂胆ならば、承知しないぞ!ガオー!)くらいの意気込みがあるのである。軟弱ではない、実に硬派な年賀状なのだ。但し、それで仕事を失っても責任は持てないので、そこんとこは、例年通り、本年もどうぞよろしく!
年賀状は硬派でも、作っている俺は軟派なのであった(ガオー!)
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コメント
良いですね、強そうで。
やはりネコとは違います。(何が?)
あと真摯な瞳も素敵です。
邪念が無いと言うか。
やっぱり寅年の人には邪念が無いんですかね。
…我田引水ですみません。
投稿: ささら | 2009年8月12日 (水) 11時33分
掲示板に書けなくてすみませんでした。既に書けるようになっています。
それにしても随分早いチェックですね〜。まだまだ先が長いので、ゆっくり気長によろしく。
投稿: ふゆき | 2009年8月12日 (水) 19時54分
お盆もあけてやっと最後のメルマガを読ませていただきました。
確かにデザインを仕事としている人に文章だけで伝えるのは
さみしいものがありますよね。
50号で終わらず、49号で終わったのも、メルマガ発行は苦労するという語呂合わせかと勝手に理解しちゃいました。
今年もがんばってデザインを作ってください。
楽しみにしています
投稿: ひでさん | 2009年8月18日 (火) 09時40分
お盆は如何でしたでしょう。メルマガの語呂合わせるほど余裕はございません。
こうしてカンタンに書く事が出来ると、あまり悩まずに制作にかかれるメリットもあるようです。メルマガだと絵で表現出来ない分、送るのに色々書かないといけない強迫観念のようなものもありましたが、今度は図解が可能なので楽と言えば楽ですね。あと、こうして反応があるとモチベーションもあがるのではないかとも思えます。今年は立ち上がりも早かったし、意外にスムーズに行くかもしれません。
投稿: ふゆき | 2009年8月18日 (火) 20時13分