b01-トラのガッツポーズ
毎年使っているトラのガッツポーズ。ゼロが2つ並ぶのは今回が最後となる。例年ヨコ型なのだが、あまりに安直で収まりが良すぎて自分としては気に入らなかった。なので今年は善し悪しは別にして、縦型で絵を斜めにした。右上がりでゲンが良い筈だ。え、後ろに落ちかけて下っているって?そ、それはとんでもないマイナス思考だ。ここは前向きに物事を考えよう。
一見、タイガーマスクが、顔面パンチをくらわす寸前の図に見えない事はない。今は亡き2代目タイガーマスクこと、三沢光晴を偲び、プロレスファンの方には是非使って頂きたい。顔面パンチじゃなくて、そこはエルボーだろ…というのはマニアックな人だけだ。いや、たった今気がついたが、手を折り曲げてエルボーを見舞う寸前の図にしたら手を挙げてガッツポーズに見えたかもしれない。う〜〜ん、し、しまった。
デザイン年賀状では必ず余白をとり、断ち落としを避けている。断ち落としとは素人でも分かるように言えばインクジェットの「フチナシ」だ。これを取り入れると格段にレイアウトやデザインの自由度は増える。しかし、実際には印刷では使いにくい。避けるのは一種の職業病に近い。自からは不自由で苦しいのだが、使う人にとっての自由度は高い。これが断ち落としデザインをしない理由である。
さらに今年は余計な文章を可能な限り避けたいと考えている。ひとつは挨拶文は自分の手書きでコメントを入れて欲しいからだ。もうひとつはフォントの使用権の問題も絡むので、一見書体のアウトラインを取ったように見えるが、実は文字は全て一からひとつひとつ作った文字となっている。絶対に駄目かどうかまでは判断出来ないが、グレーゾーンなので既存の書体は一切使わない事にした。ありがちな文字だけ予めデザインしてある。(若干バランスが悪いのはご容赦)だから中途半端に文章を入れると文字のデザインだけで大変な事になってしまうのも大きな理由だ。
少し専門的になるが、名誉の為に書いておくと、うちの会社では、業界のスタンダードであるモリサワパスポートのライセンス料を4台分支払って運用している。だからモリサワの書体についてはきちんとライセンスをクリアしている。しかし、不特定多数に例え画像であっても文字を含んだデータそのものを供給する事が、ライセンスに抵触する可能性がないとはいえない為に、今年から年賀状には一切使用しない事にした。(但し、印刷や、モリサワの書体を使った印刷物を販売する事は認められている。)
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