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2009年9月 7日 (月)

c02-アフィリエイト広告考

C02●タイガーマスク風

何の変哲もないデザインだ。正月や和風と言えば菱形。ただその菱形にトラを入れただけの特色のないものだが、この時期に素晴らしいアイデアなんて早々出てくるものではない。もう少し待ってもらえれば、土壇場に追い込まれて苦し紛れの怪しい年賀状デザインが出来るのではないかと思う。(…と信じている)

年賀状の発売時期だけは10月29日からと決まったそうだ。少しづつ年賀状の発売時期が前倒しになっている気がする。それだけ年賀状の販売が減ってきている事の証左かと思う。しかし考えてみれば、少子化で日本の人口は逆三角形になり、年賀状世代はどんどん鬼籍に入っていく。年賀状が廃れているのではなく、年賀状を出す人間が減っているのだから、発行枚数、発売枚数は減って当然とも言える。

年賀状は正月だけの風物詩である。正月に年賀状が届いて、人それぞれの消息や近況を確認しながら、年の移ろいを感じ取るのだ。なくても困らないが、なかったら誰もが寂しい。カンタンに廃れる事はない。何故なら、年賀状は郵便事業会社だけではない、様々な業界の利益を生み出す裾野の広い商品だからだ。印刷、出版、写真、プリンタ、パソコン、ソフト、筆記具、さらにそれを販売するチャネルも幅広い。その業界が互いにしのぎを削る。郵便事業会社が販促しなくても、年賀状関連ビジネスが年賀状に関する怒濤の宣伝を行う。急速にその文化がしぼむ筈がないだろう。

昔、ワープロがあった頃、毎年年賀状を出すだけの為にワープロを買い換えるような人もいた。1枚辺りどれだけ金をかけるねん…という程、年賀状に入れ込むかと言えば…そうでもなく、単純に面倒だからカンタンに作りたい、その一心でお金を使う。不思議なものだ。そのくせ、人と違うもの、自己主張はしたい、目立ちたい…など欲望は限りない。昔と今の最大の違いは、金をかけないで…が加わった事だろう。

その傾向にいくらかでも荷担している自分が言うのもおかしいが、タダで…という風潮にはどうしても賛成出来ない。インターネットではそれが顕著にでているが、何でもかんでも無料だ無料だといって経済がまわる筈がない。上から俯瞰したらそれがおかしい事は誰でも分かる。何を作っても、費用が発生するのは世の常だ。タダの場合、それを回収する仕組みがどこかに存在している。していなければおかしい。自分の場合は、それが最初は単なる自己満足や、カタルシスだったような覚えがある。しかし、それでは結局維持が出来ない。

結果、皆が分かるように似たようなアフィリエイトサイトが跋扈している。広告で元を取るって訳だ。年賀状のサイトも死ぬほど出てきたが、どれもこれも広告で儲ける事だけが優先していて内容は二の次三の次。これも早晩持たない事ははっきりしている。いずれ淘汰されるだろう。私自身はあまり広告を貼らない。広告で稼ぐことを良しとしていないからだ。良くないと言ってる訳ではない。私はどちらかと言えば広告を出稿する側にいる。だから広告効果に対して非常にシビアにならざるを得ない。広告主としてみるならば、到底無料の年賀状のサイトに広告を出稿する気になれない。あまりに費用対効果が悪いからだ。だから、そんな効果の薄い広告を表示する事に若干の抵抗がある。

広告を出稿している人なら分かると思うが、広告効果に関するレポートはどんどん充実している。インチキでもしない限り、効果のないサイトは自動的に広告収入が消滅する仕組みになってきている。事実、私はオーバーチュアやアドワーズの広告から効果のない無料サイトへの掲載を全て削除している。広告主だけではなくオーバーチュアやアドワーズ自体が効果がない事は自社にとって死活問題だから、さらに効果を高めるツールや効果のないサイトを排除していく傾向にあるのは間違いない。

最終的に無料だけをうたうサイトは広告以外の回収方法があるか、余程の魅力がない限り、存在できなくなるし、無料だけを求める人はそれなりのものしか手に入らなくなると思う。そうでなければならないし、それはごく自然な成り行きであり、本来のあるべき姿だろう…と信じている。

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