a04-マーク風
マークかぜではありません。マークふうと読みます。(当たり前か)。若干ゴテゴテしてます。線を減らすと虎に見えず、増やすとマークらしくならず、ドラネコに近いと言えば近い。こうして世の中のデザイナーは、二律背反に悩むのでありましょう。デザインに限らず、あっちを立てるとこっちが立たず、こちらを立てるとあちらが立たないという事は、良くある事です。古くは嫁と姑の問題、新しくは嫁と愛人の問題。(どこが新しいねん)しかも後者の場合は、片方が立たないという困った問題も発生します。う〜ん。話しが若干アカデミックになってしまったようで、元に戻しましょう。
マークは企業の印象を決める顔です。イメージマスコット、イメージキャラクター、氾濫しすぎる位次から次へと出てきます。特に動物は引越屋さんに顕著で、パンダ、ペリカン、クロネコ、アリ、ゾウ…何故か動物ばかり採用する。覚えてもらいやすいからでしょうか。人間の記憶は何か別の要因とくっつけると、飛躍的に高まります。意味のない数字の羅列を語呂あわせするのも同じ事です。書籍も背表紙や表紙のレイアウトと一緒に脳にしまい込む為、背表紙を見ると中味を思い出す事に気がつきます。記憶因子を一緒に埋め込む役目を背負っていると言えます。さらに、人間だと不祥事などのリスクが生じるが、動物にはそれがない。しかし、なんと言っても最大のメリットはキャラクター使用料が要らない事に尽きるでしょう。
考えてみりゃあ、年賀状は12種類のキャラクターを背負っていることなります。毎年変わる動物。これは強い筈です。12年サイクルで人に記憶を埋め込む、まるで記憶の時限爆弾のような存在ともいえる訳で、み〜〜んな12年後に、12年前の事を思い出したりするのです。貴方が12年後に虎を見て思い出すのは一体何でしょう。間違えて、年賀状を全部刷り直して、ぶち切れた事かもしれないし、もしかしたら、株で大損した事かもしれないし、或いは何かを盗まれた事かもしれないし…って、例えとはいえ、縁起でもない悪い事ばかり書いてますが、思い出しても気持ちがいい、本当に良い事だけを虎と一緒に頭の中のスクラップブックの中にしまい込みたいものです。
だけど、不思議な事に人間って、悪いことしか覚えてなかったりするんですよね〜これが。(あかんがな)
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