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2009年10月31日 (土)

c05-賀正

C05●賀正

虎のカタチだけで虎に見えるようにしたかったが失敗に終わる。やはり顔の模様をどこかにいれないと虎に見えない。最初は上と下に黒の枠をいれて、抜いたカタチで虎にしたかったのだが、収まりが良すぎて面白味が全くない。しかもこれが何というか、まるで暴走族の年賀状にピッタリの趣があった。その筋の人にはぴったりの年賀状に見えた。どこが友人知人やっちゅう仕上がりになったので、黒と赤のツートンに変更した。ただでさえやれる事が少ないのに、枠で囲ってしまうのは下策である。一旦作ってから、思い直してこのカタチにした。元のカタチは最下部に参考までに入れた。単品販売では一応2つ入れてあるが、デザイン年賀状では一つしか表示していない。(jpg画像が欲しい人は大きな表示させてからc05aと変更すると表示される)

枠で囲むという方法は、どうしても選択肢がない時に、やむを得ず取る方法であって、囲むが最初にありきでは情けない。これは絵でなくても文字でもそうだが、囲みの効用は、左右の幅が規定できる事、或いは四隅の押さえが可能になる事だ。ただあまりに安直な方法なので、多用すると、ひどく面白みに欠ける事になる。枠で囲まないで囲ったように見せる。まるで囲ったかのように錯覚させる。或いは囲ってある事を意識させない。これが一番良い。

C05a
もっと高等になるとグリッド(方眼)に頼らずにアンバランスなレイアウトを微妙に絶妙に均衡を保ってデザインする手法をとる。但し、これは少しでも動かすとバランスが崩れるので、完成品としては良いが、テンプレートとしては相応しくない。デザイン年賀状では、多くの人に使ってもらいたいし、手を加えられる事を意識しているので、安定感を一番に考えている。

お知らせをひとつ。年賀状レトロ美術館なるものを作った。左にバナーがある事に気がついた奇特な方もいるかもしれない。明治から昭和にいたる年賀状だ。まだ収集中でコンテンツはどんどん増えていく予定。来年の今頃は数百点になっているかもしれない。アートを展示するという試みではなく、世界と日本の世情とリンクしている。こんな年賀状があった時代は、日本はこうで、世界はこうだったというギャップを楽しんでもらう趣向だ。集めていて思った。100年以上前にこんな年賀状があったんだ…という驚きだ。明治30年頃といえば、維新から30年後。それでもこうだったんだ…。日本の文化の奥深さを思い知らされた。

時々覗いてみてやってください。

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コメント

上記年賀状テンプレートタイプミスで2001となってしまいました。正しくは2010です。(当たり前ですが…)実際のデータは2010に書き換わっています。

投稿: ふゆき | 2009年11月 2日 (月) 17時31分

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