e04-ニューフェース
これの一体どこが新しいねんと思うだろう。確かにそうだ。この年賀状のタイトルのニューフェースにあまり意味はない。この手の線画は調理方法によっていくらでも変化が可能だ。後ろに色を入れていないので、例えば全面ベタにして線の黒の部分を白抜きにしたり、トラの黄色の部分を敢えてずらしたり、或いはリアルに見せたりと多面的な使い方が出来る。今回の処理は非常にオーソドックスな処理だ。これは一般用という事もあって、極端な処理を避けた。
人も多面的だ。一方で誠実そうで真面目そうな人も、ある特定の部分で大胆かつ革新的だったりする。表面からは決して見えない部分だ。しかし、人は物事を判断するのに、視点を固定してしまうクセがある。いわゆる偏見という奴だ。片方からしかものを見ない。だから裏側が見えない。最近面接を何人もしたが、決してその人の本質までは分かる筈がない。そんな眼力を自分が持っているとは到底思えない。
今日から新しい人がうちの会社にやってきた。(ニューフェースとはこの事だ)。名をSさんとしておこう。Sさんの特徴は明るさだ。ぱっと辺りが明るくなる天性のものを持っている。人によっては負のオーラをまき散らす人もいる。(うん、うんとうなづいた人事の方もいるに違いない)決してその方が悪い訳ではない。仕事の内容によっては負をまき散らすくらいの人の方が向いている職種だってあるからだ。だが、仕事をする上ではやはり明るさにかなわない。第一印象でほぼ決まるといって良いかもしれない。スキルなんて二の次三の次だ。(そんなものほっておいてもアップする)
この不況である。面接を受ける人も明るく振る舞う事が難しいかもしれない。でも、する立場から言えば、気さくで明るい人は、それだけで価値がある。これから面接を受ける方には是非ともその事をアドバイスしたい。真面目だ、努力家だなんていうのは当たり前の事であって、取り柄にはならない。周囲を巻き込む位に明るい礼儀正しい人は、ひっぱりだこの筈だ。自分にはそんな部分はないと思う人も、必ず違う面に新しい部分があると思う。それこそがニューフェースだと思うのだ。
違う自分をアピールしてみよう。相手に眼力があると思ってはいけない。眼力がないなら裏側を、新しい面を見せてみるのも手だと思うのだ。きっと新しい世界が開けるに違いない。
…と、今日はひどく真面目に書いてみた。
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