君も錦織を目指せ-d08
…と、大きくでてみた。スポーツ界では石川遼と並ぶ若手のホープだ。良いな〜。若いって事は大きな武器だ。それに気がつかず無為に時をやり過ごすと私のような人間になってしまうのだ。(かなり謙遜している)人はその時自分がどの位置にいるか分からない事がある。後になって悔いる事のないように努力をしないといけないが、迷いが出るのも若さの特権みたいなもんだ。しかし、何も考えず無心に打ち込める事はひとつの才能と言えるかもしれない。
思い返すと、あの時に、この時に…と悔いを残している人は多いことだろう。私だってそのひとりだ。時間の流れは各駅停車からどんどん急行になり、特急になっていく。振り返ったら過去は見えないくらい遠い。このサイトに来てる人にとっては、思いを子供に託すしかないのかもしれない。
今、「江戸幕末滞在記」という、エドゥアルド・スエンソンというデンマークの若き海軍士官の見た日本を読んでいるが、これがなかなかに面白い。観察眼がめちゃめちゃ鋭い。アーネストサトウの「一外交官の見た明治維新」は有名だが、このエドゥアルド・スエンソンという無名の24才の若者は、明治維新ではなくやたら人の暮らしぶりを観察している。24才であの当時、果てとも言える日本まで来ていた欧米の若者は、やはり進取の気概に富んでいたのだろうか。未だに島国日本の閉鎖性を痛感する。
だから錦織が世界の中で戦う姿に人は自らを投影するのかもしれない。しかし、その影には名も知れぬ大勢の若者がいる事も忘れてはいけない。そういう若者がいとおしいと思う年代になってしまったんだ…とあらためて思う。今の若い世代に、例え倒れても良いから錦織を目指せと言いたい。それが戦わずに倒れてしまった自分の唯一のアドバイスだ。
(ふゆき)
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